近年注目されている、自家消費型太陽光発電の「PPAモデル」には、
通常の太陽光発電所とはまた異なるリスクも潜んでいます。

「PPA事業者にはどのようなリスクがあるのか?」
「またそのリスクにはどのような保険で対応していくのか?」

簡単にご紹介して行きます。

 

PPA事業における「6つのリスク」

上図は、PPA事業における「6つのリスク」についてまとめたものです。
発電所自体だけでなく、電力会社や第三者との間にもさまざまなリスクがあることが分かります。

 

ではそのリスクに備える保険とは?

1.インバランスリスク

発電所が自然災害などで発電低下すると、電力不足が発生して
発電計画通りの発電ができなくなり、インバランス料金の支払いが発生してしまいます。

このリスクには「超過費用補償保険」で備えることが出来ます。

2.発電所の損壊リスク

発電所の損壊は、発電所稼働後の自然災害による損壊以外にも
「工事中や輸送中の破損や盗難」などのリスクもあります。

「工事中や輸送中の破損や盗難」に対しては「組立保険」
稼働後の発電所の損壊に対しては「事業活動総合保険」「企業財産包括保険」で備えることができます。

3.需要家倒産による債務不履行リスク

電気を使用する需要家が倒産した場合、電気料金の支払不能になり
PPA事業者に損害が発生するリスクがあります。

このリスクに対しては「保証機関型信用保険」で備えることが出来ます。

4.発電所の損壊に起因する、再エネや環境価値の代替調達リスク

発電所が損壊して発電量が減った場合、
需要家が本来得られるはずだった「環境価値」を損なってしまいます。

この環境価値の代替費用は「包括職業賠償責任保険」で補償することができます。

5.事業運営上の第三者賠償リスク

強風で飛散したパネルで第三者の身体や施設に損害を与えるリスクです。
「施設所有者賠償責任保険」で備えることができます。

6.近隣住民とのトラブルリスク

前述の「事業運営上の第三者賠償リスク」と似ていますが、
第三者に損害を与えてしまった場合に発生する「見舞金」等のリスクです。

これは「近隣被災者対応補償保険」で備えることが出来ます。

 

お気軽にご相談ください

このように、PPA事業にはさまざまなリスクが存在します。
上記のようなリスクのどれに備えるのか?
また、どこまで保障されるのか?

など、より詳しくはお気軽にご相談ください。

 


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まずはお気軽にご相談ください。

 

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